2008年12月13日土曜日

しもやけ

体質や遺伝も関係するが、しもやけになる大きな要因は一日の気温差と、皮膚表面の温度だといわれている。
総じて、気温が5℃前後で昼夜の気温差が大きい時期にしもやけになりやすい。
また、手足の周辺の湿度が高かったり、皮膚(特に手足)を濡れたまま放って置くと
気化熱により皮膚の表面温度が下がり、しもやけになりやすい。
そのため、日頃から体(特に手足の指先や、指と指の間)が濡れたら、なるべく早く、
しっかりとふき取り、靴は乾燥させ、手袋や靴下が濡れた場合は早く取り替える事が予防に効果的である。
また、先が細い靴や、ヒールが高い靴を履いていると、足の指先が圧迫されて血行不良になり、しもやけになりやすい。


治療法には、40℃位のお湯と5℃ぐらいの水に患部を交互に付ける
(必ず、水よりお湯につける時間は長くし、お湯から始めてお湯で終わるように。)
方法や、患部を温めながらマッサージする方法、トコフェロール(ビタミンE)を服用する方法などがある。

塗り薬なら

(初期の軽いものならビタミンEを多く含む食品(レタスなど)を食べることで一週間程で治ることもある)

しもやけと似た症状の病気に、膠原病の凍瘡状狼瘡や全身性エリテマトーデスがあるため、
暖かくなっても直らない場合には皮膚科で診療を受けると良い。

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