一昨日娘と河合塾の説明会に行った。予備校の校舎に足を踏み入れるなんて自分が浪人して以来のことだからもう35年になる。隣に娘が座って私と同じ説明会を受けるという状況も絶えてなかったことだ。奇妙な感覚である。2時間余りの説明会といえば、今年の東大・京大の英数入試問題の解説であり、いかに河合にくれば鍛えてあげますよという勧誘だった。英語の先生は熱心だった。いかにも入試の世界に長くどっぷりつかっているという感じ。好青年がそのまま好壮年になったかんじである。一方数学の先生はわずか15分くらい説明しただけであった。一般的な印象度からいえば圧倒的に英語の先生の印象が強いはずであり実際娘は英語先生に感銘を受けていたようであるが、私には数学教師の印象が5倍くらい強かった。これはなにによるのか?分析するのは難しいが、矜恃の持ちかたなのかもしれんと思った。教師として譲れん、譲らん一線というものかもしれない。別のいい方をすれば昔の教師を久しぶり見たような気がしたのかもしれない。ボクは数学の先生にわずか15分(いい加減といえばいい加減なプレゼンである)で感化されてしまった。娘?あの先生の良さはわからないみたいだ、ひとこと「キモイ」である。それはそうと、後期の発表もまだなうちから、早くも予備校の物色である。どういたしましょうかね?
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