2010年6月23日水曜日

6月はたそがれの季節・・・

この6月はブログの書き込みが極端に少ない。書きたいことがないのに無理して書くのは良くない。題材を探しに行くようになっては素人watcherとしてはおしまいである。自然に目に入ることだけを大事にするのが、偶然の邂逅を待つのが、天然なる啓示をひたすら待つのが肝要な世界なのだ。とはいえ主要誌くらいはbrowsingしている。あたりまえだ。素人watcherは毎朝、新聞を読むくらいのつもりでこの世界を眺めている。「自然に目に入る」というのはそれくらいの意味である。

忙しいのは変わらず忙しいのだ。外来を診なくてはいけない。病棟を回らなくてはいけない。当直もしなくてはいけない。料理を作らなくてはいけない。子供の勉強をみてやらなければいけない。親の相手をしなくてはいけない。サッカーを観なくてはいけない。しかしこれらの「いけない」というのは実は心の底からいやがる性質のものではない。外来や病棟が嫌いではこの仕事をやってはいられない。忙しすぎると「我が身を嘆く」が、でもしょうがないわな。

本当に「いけない」がいやなのは「書類を書かなくてはいけない」と「会議にでなくてはいけない」である。新しい職場でも次第にこの手の実に「いやな」仕事が増えてきている。無駄だとわかっている、しかし惰性で続くこれらの業務。ああ、嘆息する。

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