2010年11月2日火曜日

17年:膵癌の17年と大腸癌の17年

ジョーンズらの大腸癌の時系列研究でも、今回の膵臓癌の研究でも最初の突然変異から最終段階までにかかる時間は17年ということであった。これ臨床家には納得のいく数字であろうか?

一般には膵癌と大腸癌では受ける印象が大違いである。膵癌は小さな腫瘍を見つけても、全く安心できない。逆に大腸癌の小さなものの場合、ほとんど良性の扱いに近いのが現状だ。物理的な大きさが同じくらいであったとしても膵癌と大腸癌では甚だしく扱いが異なるのだ。

この17年にはどんな意味があるのだろう?膵癌はもっと短期間で激しく育ってくるものと思っていたので、小生ややとまどう。
両者の17年にはどんな違いがあるのだろう??

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