2011年9月17日土曜日

2011年のラスカー賞とそのホームページ

ラスカー賞はノーベル賞の前哨戦としても有名である。2011年のラスカー賞が最近報告された。このラスカーのホームページには1946年以来65年にわたる受賞者の簡潔な紹介ページがあるが、このページを眺めるとある意味感無量である。写真が良いのである。昔のものほど良い。何人か紹介してみよう。写真をご覧頂きたい。

  1. George Papanicolaou: パパニコロウ染色は今でも細胞診には欠かせない染色法であるが、1928年の報告、1950年受賞。
  2. George Beadle: ビードルはアカパンカビで一遺伝子一酵素説
  3. Hans Krebs: クエン酸回路 クレブス回路
  4. Albert Szent-Gyorgyi: ビタミンC発見のセントジョルジ
  5. Robert HolleyRNAのホーリーモデル
  6. H. Gobind Khorana and Marshall Nirenberg: 遺伝子コドンの意味 トリプレットコドン 
  7. Seymour Benzer, Sydney Brenner and Charles Yanofsky ショウジョウバエに移る前のベンザー。若い若いブレナー(1971年)ー31年後にノーベル賞受賞する。
  8. Barbara McClintock : 動く遺伝子(トウモロコシのトランスポゾン)でノーベル賞単独受賞の2年前にラスカー受賞
  9. Hidesaburo Hanafusa :日本人初の受賞は花房秀三郎博士。このころはロックフェラー研究所
  10. Susumu Tonegawa: 日本人二番目の受賞(1987年)は利根川進博士。同年ノーベル賞単独受賞。
今年はどなたが受賞したのだろう?

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