2012年2月1日水曜日

むずむず脚症候群とビ・シフロール

RLSの診断基準

 1)脚を動かしたいという強い欲求が不快な下肢の異常感覚に伴って、あるいは異常感覚が原因となって起こること。
 2)その異常感覚が、安静にして、静かに横になったり座ったりしている状態で始まる、あるいは増悪する。
 3)その異常感覚は運動によって改善すること。
 4)その異常感覚が日中より夕方・夜間に増強すること。

ビ・シフロール

  • 中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群):通常、成人にはプラミペキソール塩酸塩水和物として0.25mgを1日1回就寝2~3時間前に経口投与する。投与は1日0.125mgより開始し、症状に 応じて1日0.75mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこと。

  • 中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群):特発性レストレスレッグス症候群における1日最大投与量(0.75mg)は、パーキンソン病患者よりも低いため、クレアチニンクリアランスが 20mL/min以上の腎機能障害患者では減量の必要はないが、透析中あるいはクレアチニンクリアランスが20mL/min未満の高度な腎機能障害患者に おける本剤の有効性及び安全性は確立していないため、これらの患者に対する本剤の投与については、治療上の有益性と危険性を考慮して慎重に判断すること。

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