2009年9月21日月曜日

1999-2008年度のノーベル医学生理学賞

1999年    タンパク質が細胞内での輸送と局在化を司る信号を内在していることの発見
2000年   神経系における情報伝達に関する発見
2001年    細胞周期における主要な制御因子の発見
2002年   「器官発生とプログラム細胞死の遺伝制御」に関する発見
2003年    核磁気共鳴画像法に関する発見
2004年   におい受容体および嗅覚系組織の発見
2005年   ヘリコバクター・ピロリ菌およびその胃炎や胃かいようにおける役割の発見
2006年   RNA干渉-二重鎖RNAによる遺伝子サイレンシング-の発見
2007年   胚性幹細胞を用いての、マウスへの特異的な遺伝子改変の導入のための諸発見
2008年  子宮頸癌を引き起こすヒトパピローマウイルスの発見・ヒト免疫不全ウイルスの発見


これはノーベル医学生理学賞受賞で対象となった「研究内容」の題目である。直ぐにわかる内容も多い(例えばMRIの発見、ピロリやパピローマ、AIDSウイルス)。一方、なかなかわかりづらい題目もあって、99年の「タンパク質が細胞内での輸送と局在化を司る信号を内在していることの発見」などは、今の時点で「これ誰のどういう研究だったんだろう?」とボクなどは思ってしまう。

今年も10月が近づいてきたが、2009年度の医学生理学賞はいったいどなたのどんな研究に与えられるのだろう?過去の受賞歴を振り返りながら、予想してみるのも面白いかもしれない。

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