2010年9月5日日曜日

会計学入門

会計学入門

1) 決算書くらい読めるようになりたい
2) (こちらが本音)全くの素人である小生が読書で会計に明るくなるためには、そして最低の冊数で会計に明るくなるためにはどのような書物を参考にすればいいか実践してみようと・・・

昔から思っていたのだが、新たな学問を身につけようと思い立ったとき目の前にある専門書の余りの多さにいったいどこから手を付けて良いのか途方に暮れるものだ。実際その領域のプロになってしまうと、実はほとんどの書物は同じ内容で同工異曲であることに気が付く。しかし初心者にはすべて異なって見える。プロになってしまうと、実は初心者にどの本が優れているのかわからなくなるのだ。専門家として優れている書物の評価はできても、初心者に最短距離で自分のレベルまで上がってきて欲しいとき、相応しい書物を推薦することは実は難しい。

ポテンシャルを考えよう。ある業種でのプロを自認するヒトなら、別の領域で一流になるのはそれほど難しいことではないはずだ。プロになるまでに様々な勉強経験をしているはずだから、それなりの導き方、導かれ方に従えば、短期間で最短距離で別の領域のプロに慣れるはずだ。ところが世に中には、ある領域でできあがったヒトにへの導入書、あらゆる領域で初心者である人への導入書といった区別がなされた書物はないのだ。異業種の専門家を納得させるような簡便な書物はなかなかないのである。

ここでポイントは読者は異業種のプロである。一般読者ではない。すごく僭越ないい方だな。もう少し書いてみよう。

これはだな、宇宙工学の専門家が「医学」を学ぶのに最小手で無駄なく概要をしるための書物を「医者以外のヒトが書く」ためのヒントを得る・・・・といえばお分かりか?


あるいは財政の専門家に「最新の分子生物学」を学んでもらうのに最小手で、どうすればいいか?という方法論である。

取り敢えず考えたくないのは「学び手の目的」である。財政の専門家が大事な時間とお金を使って「最新の分子生物学」を学ぶ理由や目的・・・と考えると極めてテーマが卑小化してしまう。矮小化してしまう。小生が考えるのは、学会や審議会でその道のプロ職と対等に議論ができるだけの専門性を短時間で身につける方法、それも書物だけで勉強しちゃおう、というものだ。あえていにいえば、「最新の分子生物学」の背景にある哲学も身につけて欲しいということだ

無理だろうか?

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