2010年10月25日月曜日

日本人ゲノム:感想

いつかはやらなければならないことであったと思うが、それにしてはタイミングが遅すぎる。3年前でも出来ていたはずだし、中国や韓国から遅れずに「正しくアジアの先頭をきって」いたはずなのに、どうしてだろう? それまで連綿と頑張ってきたのに、いよいよというところで急激にしぼんでしまうのは良くないねえ。

小生などゲノムプロジェクトもわくわくしたが、ポストゲノムもいまだに面白くてしょうがない。でも日本発の情報が今はほとんどないので寂しいぞ昔は小原雄治先生とか清水信義先生とか世界的にも最前線の先生がおられ、学問ゲノムが本当に面白くてしょうがないからやっていた人たちが築いてきた伝統の世界。そこにあとから政治家学者が土足で踏み込んでヘゲモニーを握ってしまった。アメリカもそうだけど、日本と違って1人ベンターだけが崩されずに踏みとどまった。ボク自身は世間様と違ってベンターを見る目は極めて温かいぞ。結局彼は面白いからやっていたんだと思う。ウェルカムトラストなどは、結局コリンズがベンターを利用して作ったシナリオに乗せられて巨額の費用を出すことになったように見えるぞ。ベンターは自分の立場が面白かっただろうと思う。

この辺のことは何回もブログに書いたので、今捜してみたが、小生に気力があったのは2年位前のことだったんだな。

2008年2月23日土曜日

1000人ゲノムプロジェクト(1)


2008年2月24日日曜日
1000人ゲノムプロジェクト(2)

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