2013年12月30日月曜日

今年なくなった人:個人としての思い

 昔は気にもしなかった新聞欄で、最近は年の瀬になると思わずじっくり読むのが「今年の訃報」である。もちろん、大きく報道された方々にも哀切があるが、下の方々など個人的には懐かしいなあ。

1月22日 - 常盤新平、日本の作家翻訳家、アメリカ文化研究者、第96回直木賞受賞者(* 1931年
  •  常盤新平といえば小生が大学生のころの流行の翻訳家であった。ニューヨーカーなどが専門で早川書房からでていた選書を良く読んだし、この人のせいでニューヨークに初めて行ったときのホテルは「アルゴンキン」ホテルであった。良いホテルでしたがね。アーウィンショーなど懐かしいですな。
2月14日 - 本郷功次郎、日本の俳優(* 1938年)
  • 本郷氏は大映系の怪獣映画によく出ておられたな。
2月22日 - ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ドイツの指揮者(* 1923年
4月14日 - 三國連太郎、日本の俳優(* 1923年
  •  このひとの映画で印象に残るのは小生の場合「復讐するは我にあり」である。キリスト教の牧師でありながら、倍賞美津子の色香に惑わされる役柄が印象的であった。
8月6日 - 森浩一、日本の考古学者同志社大学名誉教授(* 1928年
  • 今年はこのヒトの考古学本を良く読んだ。
8月13日 - 村山定男、日本の天文学者(* 1924年
  • 子供の頃(アポロのころかそれ以前)テレビで天文解説といえば、 村山さんが定番であった。媚びない専門家。
8月20日 - エルモア・レナード、アメリカの小説家(* 1925年
  • 90年台の悪漢小説と言ったらこの人でしょう。ハードカバーを何冊買ったことやら。
10月1日 - トム・クランシー、小説家(* 1947年
  • 「レッドオクトーバーを追え」 「パトリオット・ゲーム」等々たくさん読みました。
10月27日 - ルー・リード、アメリカ合衆国のミュージシャン(* 1942年
  • これには驚いたのだ。まだ生きていたの。ヘロインだぜ、ベルリンだぜ。ジミヘンやジム・モリソンと同じ頃しんだのかと思っていた。
11月19日 - フレデリック・サンガーイギリス生化学者(* 1932年
12月5日 - コリン・ウィルソンイギリス小説家評論家(* 1931年)
  • 酒の本と言ったらこの人ですか。
12月7日 - すまけい、日本の俳優(* 1935年
  • すきな俳優でしたな。
12月10日 - ジム・ホールアメリカ合衆国ジャズミュージシャンギタリスト(* 1930年)
  • このヒトのギターは良かったよ。
12月14日 - ピーター・オトゥールアイルランドの俳優(* 1932年) 

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