この店に入った時かかっていたバックグラウンド・ミュージックがとても気になった。一耳惚れという言葉があればぴったり。店のおねーさんに「この曲教えて」と尋ねるとiTunesのプレイリストを見せてくれる。フランス語なのでお互い発音ができず、写メを撮らせてもらった。
深夜遅く家に戻ってから検索するとフランス人男女二人のユニットで「Poom」というのだそうだ。
陶器屋でかかっていた曲は「De La vitesse a l'ivresse 」という。曲は素晴らしいが、歌詞はおそらく病的に腐っていそうだ。それでもこの曲は癖になる。
とても気に入ったのでCDないかなと探したんだけど、CDもあるのだが(タワーレコードから早速買いました「2016」というアルバム)、このユニットはどんなジャンルに属するのかしらね。
2000年前後に「ナデージュ」を発見して以来の発見かもしれない、フレンチでは。
いろいろネットでみるのだけど、よくわからないんだなこれが。
あるサイトでの笑っちゃうほど意味不明の宣伝文句(↓)。
パリのアートスクールで出会ったCamille FerreraとSiegfried de TurckheimのふたりからなるAORデュオ=POOMはユクセク主宰「Partyfine」レーベルのコンピレーションにフックアップされ急浮上を果たしたフレンチ・シーンのニューカマー。その待望のデビュー・アルバム『2016』は、いかにもダフト以降なナイル・ロジャース直結のファンキーなギター・カッティング、ガイスターにも通じるアーバン&クリスタル・ムード、フレンチ・エレクトロのキャッチーなダンス・センスにパリならではのアンニュイでウェットなメロウネスをミックスしたフレッシュなニュー・サウンド満載!ボビー・コールドウェルやハイ・グロスあるいはケニー・バークを思い起させるメロウ・グルーヴ・クラシックスM8「Qui Es tu ?」がとにかく卒倒するほどまずはキラー!他にもブギーやディスコを隠し味にしたM369あたりのダンサブルな感じからエールフランスの機上BGMやユクセクのコンピにも使用されたM2のようなフレンチポップど真ん中まで、多彩なサウンドを披露!フランソワーズ・アルディのバージョンでもおなじみのジョルジ・ブラッサンス「Il N'y a pas d'amour heureux」やボリス・ヴィアン「Je Bois」の2曲のカバー79も抜群!ミシェル・ルグラン、ダフトパンク、ゲンズブールやエールが奏でた王道のフレンチ・マナーを継承しながらエレクトロやシティポップ、AORの10年代的モダン・アップデートにチャレンジした好盤です。
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