夏以降外来ではインフルチェックでA陽性なら「新型」「季節性」関わりなくインフルエンザと説明している。
で、患者に聞かれるのが「新型の可能性はどれくらいでしょうか?」というものであり、じつは上部機関からの受け売りで「いまはほとんどが新型といっていいです」と答えるが、その根拠をボクは知らない。知らなかった。
下のグラフは国立感染症研究所のデータであるが、なるほど夏以降ほぼ100%新型であることがわかる。サンプル調査であるから、全例新型といって良いかどうかわからんが、事実上は「100%」であろう。ボクは勉強不足なのかね・・・他のお医者はみなこの基礎データを見てるのかな。どうも、この手のデータにボクは弱い。この手のデータが届かないのだ、ワタクシの元には・・・。最新の医学生物学にはかなり強いつもりでいるが、どうやったら「信頼できるデータ」が容易に手元に届くようになるのだろうか?
国外データなら自信があるのだが、国内データは難しい。本当に難しい。まず国の研究機関のデータがいまいち。だから取捨選択が本当に難しい。
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