子供の頃の定番は
(1) ルパンとホームズのシリーズ:山中峯太郎と南洋一郎
(2) (たくさんはないけど)プーさんシリーズ
(3) (恥ずかしげもなく書くが)赤毛のアンシリーズ
くらいであろうか・・・。とにかく本を読まない子供であったから、この3つくらいしか覚えていない。
いま思い出したが、ドーデというフランスの作家が「風車小屋だより」という本を書いている。この本が好きだった。これは南仏
中学生の頃の定番は
(1) エラリー・クイーン(創元社)
• 1929年ローマ帽子の謎 The Roman Hat Mystery
• 1930年 フランス白粉の謎 The French Powder Mystery
• 1931年 オランダ靴の謎 The Dutch Shoe Mystery
• 1932年 ギリシア棺の謎 The Greek Coffin Mystery
• 1932年 エジプト十字架の謎 The Egyptian Cross Mystery
• 1933年 アメリカ銃の謎 The American Gun Mystery
• 1933年 シャム双生児の謎 The Siamese Twin Mystery
• 1934年 チャイナ橙の謎 The Chinese Orange Mystery
• 1935年 スペイン岬の謎 The Spanish Cape Mystery
• 1937年 ニッポン樫鳥の謎 The Door Between
今振り返ってみると最初の2冊と最後の一冊を読んでいないみたいだ。クイーンはとにかく面白かった。「読者への挑戦状」というのが必ずついているのだった。印象深いのは「ギリシャ棺」「エジプト十字架」である。これと次のヴァン・ダインの「グリーン家殺人事件」が我が中学時代の3大名作である。
(2) ヴァン・ダイン
(3) キャプテン・フィーチャー・シリーズ
(4) 銀河パトロール隊 など(ハミルトンのスペオペ)
高校の頃の定番はない・・・
作家でまとめ読みした人などいない。しかし印象に残る作家はいる。
高一の時に国語の授業で最初に輪読した本がカミュの「異邦人」であり3ヶ月くらいかかった。友人3人と最初の一学期は「異邦人」ばかり読んでいた。
高校二年では二人の詩人:西脇順三郎と伊東静雄。自分は詩や詩人とは縁なき衆生であると強く自覚していたのだが、私の目をはっきりと覚まさせてくれたのはこの二人の詩人である。いずれも教科書にまとめて数編載っていたのだが、この教科書を選んでくれた教師Nさんには大変感謝する。あと釈超空(折口信夫)も教科書に載っていたがいい詩を書く。詩については目が覚めたのはいいが、この先好きな詩人が増えたわけではない。今もって読むに耐える詩人はこの3人とあと数人だけである、ボクの場合。非常に間口が狭いんだ、わし。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿