NEJMの新着を眺めていたら面白い英語表現に気がついた。いつも楽しみにしているmedical imageなのだが、今週はややマニアック(私には・・)なpseudoathetosisという病態で、興味は湧かないが、症例報告の最初の一文に目を奪われた。
An otherwise healthy 40-year-old man presented with a 3-week history of paresthesia and inability to control his hands.
このotherwise がいたく気に入ってしまったわけだ。
この文章「Xさえなければねえ、至って健康な人なんだが・・・」というような雰囲気がある。まあ普通に言えば「3週間続くパレステジアと両手がうまく動かせなくなったこと以外は全く健常な40歳男性・・・」と訳されるだろう。
くだけ過ぎの表現かしらん。このあたりのニュアンスがわからない。「An otherwise healthy」でググると一億件以上ヒットするので、よく使われる表現だと言うことはわかる。日本語としてはヒットしないので、これ日本人にはピットフォールの表現かもしれない。英語関係者のご意見を伺いたいものだ。
でも便利な表現だ。気に入ったぞ。もともとotherwise は昔から好きな単語だったけどねえ。
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