2011年4月13日水曜日

症例で学ぶ大腸癌ーポリープの顕微鏡アトラス(大腸癌研究会)

鋸歯状病変について手っ取り早くその実態を知りたければアトラスを見るにしくはない。大腸癌研究会には格好のアトラスシリーズがあり、この第十回目の演題が「大腸鋸歯状病変」である。済生会川口総合病院の病理の伴慎一博士がまとめておられる。きれいなアトラスではあるが、しかしながら、この病態の「落ち着きどころ」が明らかになっているとはとても思えない。



症例で学ぶ大腸癌ーポリープの顕微鏡アトラス(大腸癌研究会)

このアトラスには大腸鋸歯状病変が何度もいろいろな演者によって紹介されている。
  1. 第1回 大腸非腫瘍性ポリープ 西上 隆之 ほか兵庫医科大学病理学 教授

  2. 第2回 大腸良性腫瘍(上皮性・非上皮性) 和田 了 順天堂大学医学部附属静岡病院病理診断科 科長・検査室長

  3. 第3回 大腸早期癌 菅井 有 岩手医科大学病理学講座分子診断病理学分野 教授

    そして

  4. 第10回 鋸歯状病変の病理組織 伴 慎一 済生会川口総合病院病理診断科 主任部長
小生の理解力不足なのであろうが、やはりわからない。嗚呼。

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