2013年10月11日金曜日

セバスチャン・サルガードの新しい写真集「GENESIS」

セバスチャン・サルガードのことを知ったのは最近のことだ。近所の図書館から


人間の大地 労働―セバスティアン・サルガード写真集 




 


















 


という3kgもある写真集を借りてきて舐めるように眺めたが、久しぶりに写真集に感動した。

「3kgもあるかさばる本であるが、写真集というのはこうでなくちゃいけない。このような労働形態の多くは20世紀も末には失われていっているという。だからこそ、サルガードはこの本を遺した。一番緊張するのはブラジル金鉱の写真である。数千人はいようかと思われる鉱山露天掘りの労働者の蟻のような写真は戦慄ものである。銃を持つ監督官と労働者(奴隷のように見える)の緊張のシーンもなかなかだ。この写真集に収められた「労働」の背後には熱い血潮が流れているのが実感できる。」

こんな本を出したブラジル人サルガードが新書を出していた。

「GENESIS」


  • ハードカバー: 517ページ
  • 出版社: Taschen America Llc; Har/Bklt版 (2013/6/15)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 3836538725
  • ISBN-13: 978-3836538725
  • 発売日: 2013/6/15
  • 商品パッケージの寸法: 7.6 x 25.4 x 38.1 cm
7000円近くする本であるが、迷うことなく購入した。
迷っていると、いつの間にか手に入らなくなるのだ、このような写真集は。


 





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