毎日おびただしい数のコロナPCR陽性者が報告され続けている。病棟を持つ病院が今夏こまっていることを列挙すると・・・
- 入院予定だった患者の前方病院がコロナ陽性となり、入院不可となる。
- 転院予定だった患者の後方(前方)病院がコロナ陽性となり、転院不可となる。
- 入院・転院予定日にスタッフが発熱し、検査結果がわかるまで入転退院を中断するが、再開時には、相手先にコロナ関連不都合が生じる。
- 退院・退所先の施設がコロナ感染となり、移動中止となる
- 退院先の自宅にコロナ陽性者が発生し、退院不可となる。
以上であり、身動きが取れない。我が病院は稼働率が下がって経営が難しくなります。
☆☆☆☆☆☆☆ 閑話休題 ☆☆☆☆☆☆☆☆
今のコロナ陽性者は、あまりに多すぎて皆さん実感が湧いていないらしく、次のような数字がマスコミに出てくることはないのだが・・・・・
2020年(最初の年)の年間陽性者総数は23万人
2021年(昨年)の年間陽性者総数は148万人
2022年(本年)のこれまでの陽性者総数は1200万人となる。
昨今の一日の陽性者数は最初の年の一年分、一週間の陽性者数が去年の一年分に相当する。
大雑把にいって、我々の周辺には2020年の300倍、2021年の50倍程度の陽性者がいることになる。もちろんBA5は感染力高いけど、これだけの密度の感染者が周囲にいれば、そりゃ感染機会は増えようってもんだ。
早く飽和して、一気に低下して欲しいものである。ピークが8月6日ころではなかったかという話もあるが、そうであればありがたい。