2011年12月17日土曜日

千島列島:ウシシル島

このブログで千島列島を話題にするのは2回目である。

小生が興味あるのは北方4島の更に先にある、中部〜北千島列島である。なかなか行くことができない島々であり、写真集もたくさんあるわけではない。

小生の手元にあるのは北海道新聞社が1994年に出した「千島縦断」という写真集である。小生がこの中部〜北千島列島に興味を持ったのは実はGoogle Earthが登場した時である。これまで是非行ってみたいと思っていた場所に上空から行けるではないかという感動を持って、その日は何時間もGoogle Earthを楽しんだ。
行った場所
  1. 喜望峰(南アフリカ)

  2. ロカ岬等々(ポルトガル:エンリケ航海王関連)

  3. ノモンハン(旧満州の辺境:ノモンハン事件の現場)

  4. 青ナイル河畔

  5. ノバスコシア(カナダ:セントローレンス河口付近、小生がアメリカで行った北限)

  6. 韃靼海峡: (これはもちろん「安西冬衛」の「春」の蝶(てふてふ)が飛んで渡った現場が見たかったからである。)
    計測すると樺太島(サハリン)とロシア本土間は最短で7.6kmある。殺伐とした風景でなかなか良い。


  7. そして千島列島を空から遊覧したのである。

    この千島列島漫遊が素晴らしい。そのうちのひとつウシシル島の写真を掲載する。
















これは最南端の湾である。湾の長径は1.2kmである。海に面している入り口が360m。この湾からこの島には接近するらしいが、上陸後が大変らしい。急峻な崖であり、高いところ(こんな写真が撮れるところ)に上がるのが一苦労なんですって。

またこの島は千島列島で一番霧が発生する場所であり、こんな写真は滅多に撮れないらしい。

いずれにせよ「冒険島」のようで、一度はいって見たいではないか。















上空からの写真がまた素晴らしい。北島と南島の間はわずかに600mである。両島の端から端まで6.4kmである。

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