2008年4月13日日曜日

NEJM「あなたならどうする?」

NEJMの「あなたならどうする?」コーナー。この企画は気がついていなかった。日本でもよくある「教育セミナー」での設問である。これが最も権威がある(であろう)NEJMの企画であるから面白い。4月10日号は「頸動脈動脈硬化の治療選択」
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67才男性で脳神経学的異常や既往歴はない。狭窄は右総頚動脈が70〜%、左が20%。
三つのオプションがある。

1)体重減少を中心とした保存的治療
2)頸動脈ステントの挿入
3)頸動脈内膜剥離術

それぞれのオプションには「素晴らしい」説明がついている。
内科医としてEBMに通暁していればいるほど迷うのではないか?

アメリカならではであるが、たとえば2)を推奨するDr.は「この患者へのこの治療は保険会社やmedicareを納得できるものである」という記述まである。今の世の中であるから、かかる費用まで言及しておくと面白かったかもしれない。

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