2008年6月15日日曜日

乳癌治療感受性を規定する遺伝子多型

Nature Genetics
Published online: 30 May 2008 | doi:10.1038/ng.155

NAD(P)H:quinone oxidoreductase 1 NQO1*2 genotype (P187S) is a strong prognostic and predictive factor in breast cancer


エピルビシンとアンスラサイクリン薬剤に対する乳癌の感受性を規定する遺伝子多型報告である。
(NQO1*2, rs1800566(T), NM_000903.2:c.558C>T) が見つかった遺伝子多型。キノン・オキシリダクターゼ。

このような解析で大事なのは、最終的なイベント発生数(発生率ではない!)。カプラン・マイヤー
グラフのSSにおける、11/32の11例という数である。この11例を得るために800例から1000例の症例を
集めている。これが妥当か評価するのが大事。もちろん数理統計ではP値はでるのだが、11例である。
う〜む。ここが50例くらいあると間違いないと思えるのだがね。

Number of deaths/total genotype counts: 83/681 (PP), 41/292 (PS) and 11/32 (SS)
NQO1*2).
Unfortunately we are unable to provide accessible alternative text for this. If you require assistance to access this image, or to obtain a text description, please contact npg@nature.com

0 件のコメント: