内田 樹さんのしばらく元気がなかったブログが、ここのところ復活してきている。本日は「学ぶ力」 というとても良いお話が載っていたので転載する。といっても全文転載は気が引けるので(内田さんはいつも自分の文章の引用は御自由にと言われているので、部分的には頂くことにするが・・・)さわりを引くことにする。もともとは中学二年生用国語教科書への書き下ろしだという。
元の文章はこちらで読んでね。
http://blog.tatsuru.com/2011/09/02_1151.php
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「学ぶ力」
日本の子どもたちの学力が低下していると言われることがあります。そんなことを言われるといい気分がしないでしょう。わたしが、中学生だとして も、新聞記事やテレビのニュースでそのようなことを聞かされたら、おもしろくありません。しかし、この機会に、少しだけ気を鎮めて、「学力が低下した」と はどういうことなのか、考えてみましょう。
そもそも、低下したとされている「学力」とは、何を指しているのでしょうか。「学力って、試験の点数のことでしょう」と答える人がたぶんほとんどだと思い ます。ほんとうにそうでしょうか。「学力」というのは 「試験の点数」のことなのでしょうか。わたしはそうは思いません。・・・・・
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