実はこの半年くらいかなりつらい後頸部の痛みに悩んでいる。正確にはH23年の11月ころからだ。症状が出るのは決まって朝の起きがけだ。これについてはかなり正確に記述することができる。
- H23年11月ころから朝目が覚めると頚の後ろがこわばっているのに気がついた。それ以来毎日欠かさずこわばっている。
- そのうち、目覚めると頚が動かせないことに気がつく。動かすとひどく痛むのである。動かさないと痛くないがこわばっている。
- 我慢して起き上がる(ふとんから出て立ち上がる)。これには工夫がいる。そのまま立ち上がるのはつらい。顔を横にして、荷重がかからないようにして起きる、頭を起こすという意識である。
- 一旦立ち上がると、数分はつらいが、10分もすると痛かった頚のことを忘れてしまう。その後は一日なんともない。夜寝る時もなんともない。夜中に痛みで起きることは一回もない。
- ただし朝方一旦目覚めておき上がるまでが、相当につらいのである。
- 3月になり、起き上がるときにめまいが始まった。吐気もする。まるでmorning sicknessである。
- 実は小生この年まで病名簿に掲げるような病気をしたことがない。手術も受けたことが無い。めまい、頭痛、胃痛、腰痛その他一切縁がない。それゆえこのめまいには驚いた。
- 更に心なしか右4〜5指に軽いしびれを最近感ずるのである。これはほっとけないではないか。
- そこでMRIを撮ってみた。自分で自分のMRIを読むのは正直しんどい。
- 外来の整形外科医に相談してみたところTh4~6の変形性頸椎症との診断を受けた。自分に初めて病気らしい病名が付くのは、心穏やかではないが、しょうがないな。
- 整形Dr.の「まくらを変えましょう」というサジェスチョンと「意外に軽快消失するヒトも多いですよ」とのお言葉がうれしかった。
そこで枕を変えてみた。というか、その日以来、枕なしで寝るようにしてみた。もともと小生は高い枕が好みであり、家人に言わせると相当無理があると以前から思っていたそうだ。枕大好きであったのだが、この日を境に枕なしで寝るようになった。枕なしはつらいので、タオル一おりを頭の下に引くことにした(これは気休めである。タオル一おりなんて、実際にはほとんど高さがあってないようなものだ)。それでも、眠ることは可能だ。それから3週間くらいして、ある日を境に朝のこわばりが無い日が出現した。毎日続くわけではないが、痛くない日があるのだ。すごい! めまいはいつのまにか消失した。指のしびれも少し軽くなっている。ついでに言えば湿布、薬物服用は一切しておりません、これまで。
とにかく手術はいやだ。頚の手術など受けたくない。なんとか悪化しない方法を見つけることが、今年の課題である。MRIでみると素人の小生が見ても明らかな骨棘が脊髄嚢にあたっているのだ。この客観的事実は元に戻すことはできないだろう。でも症状の発現やその悪化はなんとか阻止したい。なんとか、頑張ってみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿