より速く より高く より遠く
オリンピックの聖火の最終ランナーが誰になるか、非常に興味がある。その開催国がどのようにオリンピックをあるいはスポーツを捉えているかが現れるからである。東京オリンピックの坂井さんは「広島への原子爆弾投下」という意味を持つ。坂井さんは広島出身であり誕生日がその日であるからである。アトランタではモハメド・アリであった。ヘルシンキではヌルミがつとめ、メルボルンではロン・クラーク、ソウルでは孫基禎が参加している。
オリンピックの華はだれがなんと言おうと「陸上競技である」。「より速く より高く より遠く」
イギリスはなんといっても陸上の国なのである。いや国であった。往時の一流選手を聖火で走らせたいではないか。
本当はロジャー・バニスターがつとめると良いのだろう。人類初のサブ4マイラーである。
ところがである、今朝彼が既に走っていることに気が付いたのだ。あらら。流石に83歳であり、最終は任せられないとの判断だろう。国内聖火リレーの一員で済ませちゃったらしい。惜しいな。本当に惜しい。
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2010年7月28日水曜日
ロジャー・バニスター:サブ4マイラー&神経内科医
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いやまて、まだまだいるぞ一流陸上選手。スティーブ・オベットとかスティーブ・クラムとかセバスチャン・コーとか。コーとオベットは共に50代半ばでまだまだ走れると思う。セバスチャン・コーはロンドンオリンピックの組織委員長という大役を仰せつかっている。ということで、長年のライバル、スティーブ・オベットを最終ランナーとして走らせる可能性は高いと思うな。
伏兵はデイリー・トンプソン。10種競技の金メダリストである。日本では人気がないが、7種や10種競技はアスリートの総合能力チャンピオンとして(これは戦士としてのチャンピオンでもある)非常に評価が高いからである。
最終聖火ランナーのような象徴的な人選にはオリンピック組織委員長の発言力が大きいのではないか?
セバスチャン・コーが最終的に判断するのではないかな。
中距離選手セバスチャン・コーが誰を選ぶか・・・そういう見方があってもいいだろう。
スティーブ・オベット vs デイリー・トンプソン
こんな予想も楽しい。
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