データベース:病気と染色体変異
融合遺伝子が血液系腫瘍・肉腫以外から報告され始めたのは前立腺癌のTMPRSSーERG、肺癌のALKーEML4、甲状腺癌のRETー多くのパートナーであったが、それでも2010年以前は散発的であった。
血液系腫瘍・肉腫以外の腫瘍における融合遺伝子:2009年ミニレビューに掲載されているリスト(頻度的には玉石混交)
Mol Cancer Ther 2009;8:1399-1408.
"Mitelman Database of Chromosome
Aberrations and Gene Fusions in Cancer (2014). Mitelman F, Johansson B and Mertens F (Eds.),
http://cgap.nci.nih.gov/Chromosomes/Mitelman"
そして当ブログで過去6年間に拾遺した報告のうち10報を再掲示してみる。
そして当ブログで過去6年間に拾遺した報告のうち10報を再掲示してみる。
- 最初の2007年のものは間野さんのALKーEML4論文報告後に出たCellの論文でROS関連が報告された。
- その後報告のものは、その時期それぞれに覚えているが、融合の頻度的には必ずしもぱっとしないものも多い。
- 稀な疾患であるが、病因論的に極めて意味が高いのが滑膜肉腫のSYT-SSXである。古典的な肉腫と融合遺伝子なのだけど。
- 大腸癌のR-spondinはその後どうなったかしらん?今度調べてみよう。
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