2010年8月12日木曜日

シークエンス技術について2010年現在の実力と将来像をまとめてみたい。
より大量に、より速く、より安くシークエンスを行う技術が求められていた時代が5〜6年前なら、今はいささか様相が変わってきたといえる。
     1) 根本的な技術革新があったこと
     2) シークエンスの対象が多様化してきたこと

以上二つは今後のシークエンスを考える上で大きな要素であろうと小生は考える。

どのように論点を持っていくと良いのだろう?まず温故知新してみようか・・・・

2003年5月頃の現状把握と将来展望として徳島大学周辺のレポートがあったので当時の論考を振り返ってみたい。

DNA塩基配列決定技術に関する最近の研究


1.サンガー法をさらに進めた技術の例
     (1)質量分析シークエンシング
     (2)マイクロチップ・シークエンシング


2.サンガー法によらない技術の例
     (1)顕微鏡直読シークエンシング
     (2)ナノポアシークエンシング
     (3)DNAチップを用いる方法

 
3.DNA解析技術を支える手法
     (1)DNA1分子シークエンシング

過去7年間が教えるとおり、現在もっとも活躍しているシークエンサーは  (1)DNA1分子シークエンシングであろう。

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