シークエンス技術について2010年現在の実力と将来像をまとめてみたい。
より大量に、より速く、より安くシークエンスを行う技術が求められていた時代が5〜6年前なら、今はいささか様相が変わってきたといえる。
1) 根本的な技術革新があったこと
2) シークエンスの対象が多様化してきたこと
以上二つは今後のシークエンスを考える上で大きな要素であろうと小生は考える。
どのように論点を持っていくと良いのだろう?まず温故知新してみようか・・・・
2003年5月頃の現状把握と将来展望として徳島大学周辺のレポートがあったので当時の論考を振り返ってみたい。
DNA塩基配列決定技術に関する最近の研究
1.サンガー法をさらに進めた技術の例
(1)質量分析シークエンシング
(2)マイクロチップ・シークエンシング
2.サンガー法によらない技術の例
(1)顕微鏡直読シークエンシング
(2)ナノポアシークエンシング
(3)DNAチップを用いる方法
3.DNA解析技術を支える手法
(1)DNA1分子シークエンシング
過去7年間が教えるとおり、現在もっとも活躍しているシークエンサーは (1)DNA1分子シークエンシングであろう。
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