2011年3月20日日曜日

大震災を伝える写真196枚:ワシントンポスト紙のギャラリーから

地震についての報道に戸惑いを覚え始める今日この頃である。報道管制されている部分があるようである。メディアの意識的な制限と無意識の抑制とによるものである。こんな時は海外の報道に目を向けてもよい。今日の世界は「リビア」一色であろうと思ったが、かならずしもそうでない。

ニューヨークタイムスは福島原発について厳しい記事をきっと載せているだろうと思ったが、あいにく気が付かなかった。そのかわり日本人のメンタリティについてー好意的なのだろうーコラムが載っていた。「The Japanese Could Teach Us a Thing or Two」というそのコラムは読んでみてちと複雑な気分にさせられた。

ワシントンポストには地震勃発以来の写真ギャラリーがあるのを見つけた。196枚のその写真集は、日本のメディアが意識的に避けている「body」にも視線を寄せている(言うまでもないが直接的なものではない)。それと同時に避難所で体操をする避難民の皆さんの写真もあったりして、随分奥行きの深い報道写真で感じ入った。

http://www.washingtonpost.com/world/massive-rescue-cleanup-efforts-underway-in-japan/2011/03/12/AB2d0aS_gallery.html#photo=100

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