2011年3月25日金曜日

プルトニウムが使われているということをどう受け止めたらよいのか?

福島原発の三号機にプルトニウムーウラニウム混合燃料が使われているのだというニュースを先ほど知った。いわゆるプルサーマルであり、知られている日本の原発では九州の玄海発電所などで使われている。ところで昨年12月の時点でこのプルサーマル燃料が福島原発の三号機に使われ始めているのだそうだ。しかもこの事実は公知である例えば読売新聞は昨年8月21日に報道している

このことを政府やNHKやメディアに登場する原子力の専門家はこれまで触れてこなかった。どうしてだろう?3号機の白煙や黒煙にプルトニウムが混在している可能性はあると思うが、地区ごとの放射線値としてヨウ素やセシウム以外にプルトニウムの濃度測定も発表したほうがよいのではないかと思う。

現在わかっていることは
  1. MOX燃料プルトニウムーウラニウム混合燃料)が昨年から福島原発の三号機に使われているということ
  2. 福島原発の三号機は破損しているということ
この二つが諸外国の過剰とも思える反応(特にフランス)の原因だとしたら、それは困る。海外報道ではプルトニウムの話題がホットのようだ。問題ないのなら、過剰報道の火を消さなくてはいけない。

今現状はどうなのか?プルトニウムは漏出していないと政府は宣言してほしい。あとから「実は・・・」では困るのだ。

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