鳩山首相の後継者は「POCAPON(ポカポン)」・・・などという資料が50年たって公開された。毎日新聞の報道である。アメリカ側の資料であり、先の核持ち込み資料などと同様、日本側の裏付けはない。総選挙の直前にこのような文書が出てくるところが面白い。一部を引用しよう・・・・
・・・・日本民主党の鳩山首相は、ソ連との国交回復に意欲的だった。ソ連が左右両派社会党の統一を後押ししていると見たCIAは、保守勢力の統合を急務と考え、鳩山の後継候補に緒方を期待。「POCAPON(ポカポン)」の暗号名を付け緒方の地方遊説にCIA工作員が同行するなど、政治 工作を本格化させた。同年10~12月にはほぼ毎週接触する「オペレーション・ポカポン」(緒方作戦)を実行。「反ソ・反鳩山」の旗頭として、首相の座に押し上げようとした。・・・・
2009年度の政治を50年後に振り返ったとき、またまた外交文書が明らかになっていくのだろう。振り返ると当然アメリカ、ソ連、中国の干渉はあっているのだろうが、それがどれくらいのもので、だれが日本側のキーマン(日本国民にとっては裏切り者かな)なのだろう。世の中で言われているように小泉さんなのだろうか?
医療に関して言えば、小泉時代のある時期は本当に危なかったと思う。自由診療の問題である。日本の医療人は「自由診療」の選択をとろうとしない。診療報酬の面から言えば、圧倒的に有利な「自由診療」ーーだって、自分の診療の値段を自分で付けることができるのだからーーーを敢えて取らないのはどうしてだろう?このメンタリティは格好の研究対象になりうるはずだが、寡聞にしてそんな面白そうな分析を読んだ記憶がない。誰か書かないかな。
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