腎移植後の急性拒絶反応は、約8割が移植後4〜6週までに発現すると報告されており、この期間にT細胞の増殖を抑制することによって急性拒絶反応の発現を抑制することが重要と考えられています。 一方、長期にわたる過剰な免疫抑制は、PTLD(移植後リンパ増殖性疾患)や感染症の発現リスクを増加させると考えられます。 このため、移植後30〜45日間IL-2受容体α鎖(CD25)を抑制する用法・用量を検討し、「40mgを総用量とし、20mgずつ2回に分けて静脈内に投与する」と設定しました。ーーーー以上日本のノバルティスのHPより
「シムレクト静注用20mg(溶解液付)瓶 349545 -ノバルティス であるから、一日70万円、45日間とすると3150万円ということになるが、一月半の治療で単一薬剤だけでこの治療費である。これ以上費用がかかる薬剤はあるのだろうか?」
というのは全くのボクの誤解であった。アメリカのノバルティスの資料によると
1)移植2時間前に20mg
2)4日後に20mg
の二回であり、これだと70万円ですむのだ。日本のノバルティスのHPはややわかりにくい。
0 件のコメント:
コメントを投稿