以前、「現代のラヴェル弾き(1)」を書いた。最近更に何枚か手に入れたので、その(2)を書いてみる。
(1)まぼろしのラヴェルを一枚発掘した。それは永井幸枝さんという方の1983年の録音であり、小生がラヴェルでは大変お世話になっているホームページ(音楽図鑑CLASSIC)で「こんなに上手い日本人がいたことを知らなかった自分を恥じます」とまで評価されているのです。小生の大好きな「クープランの墓」に「鏡」である。ずっと欲しかったのだが、なかなか手に入らなかった(手に入らないものと思っていた)。最近、アマゾンのページで輸入版が手に入ることを知る。早速購入したところである。
(2)これも最近知ったラヴェルのピアノ全集。スティーブン・オズボーンというピアニストである。小生には全く馴染みがなかった。アマゾンのレビューを書いたひとの一言「ロルティを越える一枚」という評価に驚いた次第。本当に驚いた。わたしラヴェルのピアノは数多く聴いているが、ロルティを越えるラヴェル弾きとなんて、そうそうはいないと思っているからだ。わずかにアビー・シモンくらいしか思いつかない。アビー・シモン、ルイ・ロルティ、エル・バシャが今の小生にとって、もっとも心地よいラヴェル弾きなんだが、スティーブン・オズボーンがこれに匹敵するなら・・・と早速購入。最近アマゾンは並行輸入を扱うので、国内の代金(3235円)よりも安い値段(2760円)で手に入ってしまった。
(3)最後はアルフレッド・パールである。前にも書いたがNaxosの音楽サイトで聴いたクープランが素晴らしかったのだ。これはまだ未購入である。
0 件のコメント:
コメントを投稿