2009年9月22日火曜日

(1)新しい診断技術の発明(開発)

(1)新しい診断技術の発明(開発)

MRIは典型例である。ボクは脳神経のことはあまりわからないが、自分の日常診療で言うと、脊椎と脊髄の関係(ヘルニアが神経を圧迫しているのか?)、肝臓・胆道・膵管系の検索(MRCP)ではMRI様々である。他に石はないのか、エコーで見つかった膵管拡張は経過観察でよいのか等々。このようなノーベル賞には79年のCT、56年の心臓カテーテル法、24年の心電図などがある。いずれも現代医療で当たり前のような技術になっている。技術開発による受賞は20〜30年に一度くらいの頻度だろうかね。今かつての受賞作に匹敵する技術はといってもそうそう思いつかない。

あるいは当たり前すぎてだれも候補に挙げないだろうが、超音波エコーなんて可能性はあるかもしれないがいかがでろう? MRI以上に臨床現場では役にたっている。日本人受賞もありうる。

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