2009年9月6日日曜日

NEJM(090903号)よりイメージ:S状結腸捻転

Sigmoid Volvulus

P.-H. Chen and C.-H. Chuang

台湾からのイメージである。S状結腸の捻転であるが、あっぱれとしかいいようがない。強烈な拡張像である。医師国家試験でも、いや卒業試験でも全員正解することでしょう。発症から7日の87歳。捻転後に、シグマ中でガスが爆発的に増加したのだろうか?いや、口側から蠕動で送り込まれたガスがチェックバルブ風に、戻れず貯留していったのだろうか?  まあおそらく後者であろうがそれにしても、ここまで大きいと「Coffee Bean」はもはや連想できない。径肛門的にガス抜き後3日で退院だそうだ。下剤だけで一年再発なしということ。

Cope's (Silen) の有名なEarly Diagnosis of the Acute Abdomenにも確か印象的な写真が出ていたと思う。


Giant Congenital Nevus
T. Kadhiravan and S. K. Sharma

これもかなり強烈な写真である。インドから。


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