そこで下顎骨骨折だが、CTの技師さんが見事な三次元イメージを作ってくれたので、1)下顎中央部の完全骨折、2)両顎関節突起部の脱臼、偏移を伴う骨折であることがわかった。私のような門外漢には、旧来のXpよりはCT画像の方がよほど明快でわかりやすい。頭部・顔面の骨折にはCTが一番優れていると思った。
脱水が解消した翌朝、早速口腔外科へ転院していただいた。
以下、下顎骨折で折れやすい部位

今回は①と④が骨折していたわけである。
ちなみに【顎関節突起骨折の分類】としては

でありそれぞれ
【骨折部位の分類】(1)頭部・(2)上頸部・(3)下頸部・(4)基底部
【Mac Lennanの分類】(様態)a:亀裂・b:偏位・c:転移・d:偏位脱臼・e:転移脱臼
というらしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿