Volume 357:2543-2551 December 20, 2007 Number 25
やれやれ、NEJMにまたまたこんな論文がでちゃったよ。がん間質やがんの周辺領域においてp53が突然変異をおこしているとの報告は過去にも散見された。特に膵臓癌や胆道系癌。一旦話題になった話が、やや下火になり、きっと間違いだったのだろうと落ち着いた時期に、再び話題となる。しかもニューイングラド誌である。編集部は慎重の上に慎重を重ねたか?いずれにしても、今回のこの論文は重い。本当なのだろう。
まずゲノム変異である。これ。LOHで五割を超えている。
要旨でもっとも重いのは「間質細胞にp53突然変異を認める場合、リンパ節転移の頻度が高い」というもの。
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