細かいことは置いておいて、大腸癌を特徴づけるのは個々の遺伝子変異ではなくPathwayということで、代表的なものとして
1. PIK3CA: phosphoinositide-3-kinase, catalytic, alpha polypeptide (3q26.3)
2. PIK3R5: phosphoinositide-3-kinase, regulatory subunit 5, p101 (17p13.1)
3. PTEN: phosphatase and tensin homolog ( 10q23.3)
4. IRS2: insulin receptor substrate 2 (13q34)
5. IRS4: insulin receptor substrate 4 (Xq22.3)
6. PRKCZ: protein kinase C, zeta (1p.36.33)
7. RHEB: Ras homolog enriched in brain (7q36)
8. RPS6KB1: ribosomal protein S6 kinase, 70kDa, polypeptide 1 (17q23.1)
もっと簡単にいえば
PIK3
Insulin receptor signaling pathway
PTEN
等々のPathwayが大事であると述べられている。詳しいことはサイエンスの論文の補助論文S-5、S-6Aに表になっている。
今現在、これほど包括的で網羅的な解析はないと思われる。この論文では突然変異が主題であるが、それはこの際おいておくとしてゲノム変異がこれらのpathwayにどうかかわるかは、誰もまだ知らない。
KEGGを用いて一つ一つ検証してみたい。
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