2010年1月24日日曜日

新聞の最後の抵抗始まる

ニューヨークタイムズのオンライン版、2011年から記事有料化をスタート

ニュー ヨークタイムズのオンライン版であるNYTimes.comは、2011年から記事への課金モデルをスタートするということです。1か月間に無料で読める 記事数の上限を定め、それを超えると、課金される仕組みです。紙の新聞の購読者は全ての記事に無料でアクセスできます。ニューヨークタイムズでは、このモ デルの採用により、広告収入の他に有力な資金源ができるものとして、期待を寄せています。

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ということだが、ついに新聞がネット課金を始めた。これは最後の賭のようなものであろう。物心ついたときからニュースが無料であることが当たり前の若者には、受けいられる話ではない。ボクは課金されるシステムになってもお金を払ってもいいと思う。がしかし世の中の大勢はそうではないであろうから、これを機に西欧の紙媒体の新聞はこの世から「事実上」消えることになるであろう。いわゆる西欧のquality paperが最終段階に入ったということだと判断する。さて日本の新聞に生き延びる路はあるのであろうか?要は広告媒体としての全国紙にこれからも企業が価値を認め続けるかという問題である。新聞に変わるものがあるかというと、テレビ・ラジオ以外はこれはいずれも実態があるようなないようなネットである。ラジオはすでに魅力ある広告媒体とは言えないが、テレビはどうか?テレビはボクには断末魔的様相であり、死に体にしか見えない。

今後世の中の人々の判断基準となる情報はどこから伝わってくるのであろうか?テレビはしばらくは無くならないと思うが、でもすでに多くのヒトはテレビの情報を第一義的に信じているわけではなさそうだ。個人的には新聞頑張れといいたいが、もう無理だしな。

なんだかとても不安定な、気の置けない世の中になりそうで、いやだな。

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